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暴落・リセッションを想定しておく。3

前回に引き続き、暴落・リセッション局面
の乗り切り方その3。

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インデックス投資、毎年4%ルールで取り崩し


S&P500インデックスなどに投資しておき、初期投資額の
4%で毎年取りくずす方法。

4%の取り崩し方に「定率取り崩し」と「定額取り崩し」がある。
(「定口取り崩し」もあるらしいが「定率」と
 あまり変わりません)

定率取り崩し」では、各年初に
残総資産のうち4%を取り崩しを行う
というものです。

例えば
年初に1億円あれば、400万円分の株を売り、
キャッシュ化してその年の生活費を賄う。
株が下がったり取り崩しによって資産が減っていれば
例えば8000万円になっていたら、8000×4%の
320万円分を売って取り崩す。

この方法は、「ウォール街のランダムウォーカー」に
記載されている方法で(正確にはそちらは
資産の50%を株式、50%を債券で保有と
いうことのようですが)、
手持ち資産額が減ると、使える金額も少なくなり
生活が安定しない
ので、詳しく考えることから除外します。

・・・

定額取り崩し」では、初期の総資産のうち4%を
毎年定額で取り崩しを行うというものです。

最初に資産額が1億円あれば、毎年毎年
400万円分を定額でキャッシュ化して
生活費として使っていく。

こちらは「トリニティスタディ」というアメリカの
トリニティ大学の研究者が1926-1995年
データでバックテストしたもので、

資産の4%を定額取り崩しすれば株式100%保有で
30年後も資産が残っている確率は98%、
債券25%、株式75%なら残存確率100%と
明らかにしたものです。

非常に多くのブログ・youtubeで取り上げられていますので
もっと知りたい場合は「トリニティスタディ 4%ルール」で
検索すると良いと思います。

こちらは、米国の研究であり、日本で住む我々の
投資・生活環境に置きなおしてそれでも機能するのかどうかが
気になります。為替レート(ドル円)を考慮して少しやってみました。

非常にタイミングの悪い設定として、
ITバブル崩壊直前の高値の2000年/1に1億円
株式投資(S&P500に)したとして、
毎年期初に400万円分の引き出しをして
現在どうなっているかを計算してみます。

暴落・リセッションを考えておく③-1
クリックして拡大

うーん。2012年の資金が底の段階で2716万円まで減り
かなりツライ状況に追い込まれる
のと、
最終現在の2021年期初の段階で、当初1億円は
3864万円まで減少します
ね。
ここからあと10年は持ちそうですが。
投資を全くしないで毎年400万円ずつ使ったとすると
8800万円使用し、残りは1200万円となっていたはず、
を思うと、投資しておいてマシだった、とはなりそうですが。

S&P500指数が2000年当初は1469ドルだったのが
ITバブル崩壊→リーマンショックを経て、元値に戻るのが
ようやく2013年であり、その間
2000年→2003年で 1億円→6128万円
2007年→2009年で 7686万円 → 3343万円
とがた減りし、2012年にはとうとう2716万円まで
減ってしまいます。
この後は皆さんご存じのとおり米国株の長期ブル市場が
続き、現在に至っており、なんとか資産を減らさず
やってこれている、というような形。

上記の検証結果は間違っていないと思いますが、
どうもこの戦略では、おちおち枕を高くして
いられる状態ではない状況に追い込まれそう
ですね。

世間では、FIRE(早期リタイヤ)までの資産形成には
S&P500インデックスへの毎月積立投資がよい、

FIRE後ないしは定年退職後の
出口戦略は4%ルールで取り崩しでよい
、と
言っていますが本当でしょうかね。

moneytree7は、リタイヤ後に、
この戦略はちょっときついなあと感じます。

※S&P500のETFでも、多少配当は出ると思いますので
配当を入れると、もう少し状況は改善はしそうですが。
→バンガードS&P500インデックスETF(VOO)で
 現在配当利回り約1.4%程度。

税引き後配当1%程度もらえるとして
それで生活費を補充すると考えて、
3%取り崩しの場合もやってみました
(配当株投資の生活費年間360万円と条件を
近くする意味でも)。(↓)

暴落・リセッションを考えておく③-2
クリックして拡大

これなら、当初1億円が現時点でも9370万円
残っており、安心プランになりそう
です。
それでも、一時的に2012年に総資産が3649万円まで
減少しますので、その時点ではかなり不安に苦しむ
ことになりそう
です汗

※株100%のポートフォリオでシミュレーションしてます。
やはり、一定比率(25%や50%)、債券などを混ぜる必要が
あるのでしょうね。

まとめ


ここまで

・下げ局面を「売り」で取る(つなぎ売りを含む)
・キャッシュポジションで乗り切る
・インカムゲインで乗り切る
・4%取り崩しルールで耐える


と見てきて、あとレイダリオの黄金ポートフォリオ
(オールウェザー戦略)
なども
戦略としては考えられるかなとは思いますが、
(こちらは良さそうですが、複雑なので、
運用が難しそうというのと
複雑であるので理解(腹落ち)が難しそうです。
そのうち少し検証してみようかなとは思いますが)

これらのうちでは最も心理的に乗り切りやすそうなのは
「インカムゲインで乗り切る」=配当株投資戦略

思っています。

年間生活費を360万円程度と仮定すると
どの戦略でも大体1億円くらいになる感じであり
求められる資金量はどれも大して変わらないと思います。
(生活費が240万円なら6600万円でよい)

※こちらは、資産形成期というよりも、リタイヤ後も
破産しないでやっていくには、、というような局面での
シミュレーションになります。
これから資産形成をしていく人生局面にある場合は
暴落・リセッションに対する考え方は、今回の記事とは
また別のことを考えることになる、と思います。

とりあえず、ここまでとします。
長文、読んでいただきありがとうございました。

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moneytree7

Author:moneytree7
株式投資暦21年。
2000年に日本株(日本企業)への投資を開始。

紆余曲折を経て、
50歳を超えた現在は米国株・日本株の高配当・増配株投資に比重を置いております。
(成長株投資も継続中)
※所謂「億り人」は達成済み。

AFP(ファイナンシャルプランナー)資格保有。
米国公認会計士(USCPA)の学習済み。

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