金のなる木を投資で増やそう

投資を通じて「金のなる木」を増やしていこう!

ベトナム投資のリスク2

2回に分けると、リスクばかり強調するような形になり、ちょっと
誤解を生むかもしれませんね。

昨日コメント欄にも書いたように、基本的には大いなる可能性を秘めてる、という
路線で考えています。

ただし、手放しでイケイケに気持ちがなるのはやや甘いので、やはり気を引き締めて
どこかに落とし穴がないか?と考えていくのが慎重な姿勢ではないかということです。

この辺りを誤解されませんよう。

(基本的に魅力的でなければこんなに詳しく考察しない。ロシアのように
「こりゃダメだ」の一言で終わりです(笑))

昨日の続きです。

マクロ経済的観点からのリスクを書きました。

一方、証券市場、という点から見ますと、現在はまだ大型の国営企業が
上場してきていないフェーズ、例えばビナミルクが最大の時価総額であったり
ということで、どちらかというと枝葉の企業が上場しており、国の発展のための
資金調達の中軸バッターが登場してない。

今回の投資考察団では、ベトナム証券委員会のエライさんのお話を聞く機会も
あったのですが、今後、4000社に及ぶ国営企業を順次株式会社化していく、
ということです。

それらが全て上場銘柄となるのか、あるいはOTCで止まるのかは
よくわかりませんが、そのペースは伝え聞くところ4年ということですから、
1年で1000社つまり一日5社ペースということになります。

さすがにこれは物理的に無理だと思いますが、今後大きな資金吸い上げ要因と
なっていきそうです。
つまり、既存の株式が売られて、新しい企業への投資に分散される圧力が
かかる、というわけです。
これは既存の株式の株価にとっては一時的にはマイナス要因です。

なお、これらの会社の上場は、ベトナム証券市場だけでなく、
シンガポールや香港、米国ADRへの上場も視野に入れてるそうですので、
できるだけその影響は緩和しようという意図は読み取れます。

海外市場への上場ということでは、近いところでは、ビナミルク社が
近いうちにシンガポール市場に上場予定だとのこと。

あとは、、

細かいところでは、やはりまだ証券取引の場合のシステムの脆弱性といいますか、
現地証券での取次ぎが、担当者任せになっており、注文が通ったり通らなかったり
送金確認が遅れたりというお話をよく聞きます。

そのうちこのような問題は徐々に解決されていくと思いますが、
株式が下落するリスクだけでなく、このような足元についても
ヒヤヒヤしながらやらないといけないというのは少し投資家としては
しんどいとこでもあります。

幸い、現在Q先生が現地に証券会社を作り、この辺の足元を固めようと
されていますから、そのような体制を待つといいかもしれません。

それと、これはベトナムの、というより僕自身のリスクですが、まだ情報の集め方が
よくわかっていません。

今回聞いてきた話では、上場企業については年1回の監査済み決算報告(英文?)と
4半期(1ヶ月だったか?)毎の監査なし決算報告(ベトナム語のみ)が
義務付けられているということですが、OTCについてはその辺のルールは
よくわかりません。

ですから、いい企業というのをどうやって見つけていくか?個別企業の調査と
いうところがまだまだ難航しそうです。
ある程度、戸松さんのリポートとかその他有料情報も利用しながらやる必要が
あるように思います。(それも数字をどこまで信用していいのか?ガバナンスの
問題として)

以上は上場企業の話ですが、

実際現地で行われている投資の方式としては、これ以外に、未公開株への
アクセスという形もあります。
こちらは、なんらかの人づてで未公開株を取得し、IPOや上場されることに
よってその大きな上場益を得ようというもので、なんだか空中戦の様相です。

これに関しても話を聞いてきたのですが、アングラな話もありますし、
あまり皆さんのためになる話でもなさそうなので、ここでは割愛します。
ここへ手を突っ込むとなると、かなり両足突っ込むほどどっぷり
ベトナム投資に入り込む覚悟が必要そうです。
通常の株式投資とはまったく別の世界です。


リスク要因に話を戻しますが、これはリスクかどうかはわからないのですが、
上記の未公開株や不動産の話、上場株式の話も含めて現地は今、超イケイケモードです。
すなわち株は売り出せば高値で売れる、不動産も上がるもの、という意識で
充満しています。
これは、なにかの拍子ではじけると、思わぬ痛い目にあうかもしれません。

このブログで常々書いているように「価値」と「価格」は違う、
ということを認識し、本当の「価値」はどこにあるか?という目線を
失わないようにしながら参入しないといけないと思っています。
(熱狂やバブルに踊らされない、冷静で透徹した目を持ち続けることが重要)
[ 2007/12/01 07:55 ] | TB(0) | Comment(0)
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プロフィール

moneytree7

Author:moneytree7
株式投資暦16年。
2000年に日本株(日本企業)への投資を開始。

紆余曲折を経て、現在は日本株・為替FX・中国株・米国株・シンガポール株への投資を行っております。
基本的に、長期投資・バリュー投資派。
(といいながらシステムトレードにも手を出しています。(^^;)

AFP(ファイナンシャルプランナー)資格保有。
米国公認会計士(USCPA)の学習済み。

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